Founder Message
創業者メッセージ
量子技術によって
「迷いのない」日常へ。

私たちは、東京理科大学で物理リザバコンピューティングの研究に取り組む中で、計算という行為がいかに膨大なエネルギーを消費するかを目の当たりにしました。AIが社会のあらゆる場面に浸透するほど、その裏側で電力消費は加速度的に増大していく。この構造的な矛盾に、私たちは強い危機感を抱きました。
環境問題、エネルギー問題——これらは遠い未来の課題ではなく、今まさに計算インフラの設計思想として向き合うべきテーマです。量子リザバコンピューティングは、従来の計算手法と比べて圧倒的に少ないエネルギーで高精度な予測を可能にする技術であり、ここに本質的な解があると確信しました。
しかし、研究室の中で論文を書くだけでは、世界は変わりません。どれほど優れた理論も、社会に実装されなければ意味がない。「研究から社会実装へ」——この信念のもと、私たちは量子総合研究所を創業しました。
我々は、量子計算を売っていない。「意思決定」を売っている。
企業が抱える課題の本質は、不確実な未来に対してどう判断するかです。設備がいつ壊れるのか。需要がどう変動するのか。品質はどこで乱れるのか。こうした問いに対して、量子技術を用いた予測と最適化で「迷いのない」意思決定を提供すること。それが私たちの使命です。
量子技術を、一部の研究者だけのものにしない。AIを、特別なものではなく、意思決定のための共通言語にする。誰もが量子技術の恩恵を受けられる社会を実現するために、私たちは研究と実装の両輪で走り続けます。
PoCで終わらせず、運用・収益・継続まで設計する。先端技術を「動く仕組み」に変え、現場の成果として届ける。この覚悟を持って、量子技術の社会実装に挑み続けます。
株式会社量子総合研究所
代表取締役CEO 谷前太喜
取締役COO 杉本迅
